2007年9月13日 12:28:32
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JanJan
【北京IPS=アントアネタ・ベズロヴァ、9月5日】
気候変動を原因とする収穫減少で、中国の穀物供給増加による物価上昇抑制策が機能していない。
全国人民代表大会開催作業部会への報告書を作成しているMa Kai氏は、「地球温暖化が、既に始まっている農地の縮小と食糧安全政策に深刻な影響を与えている。過去数年の干ばつ被害は平均214万ヘクタールであったが、今年は1,100万ヘクタールを超えている」と語っており、政府担当官は、第17回共産党大会を前に、機構変動とインフレの二重圧力で社会不安が起こるのを恐れている。
気象専門家によれば、気温が1度上昇する毎に、水の蒸発は7パーセント上昇するという。中国では既に、国内31州の内22州が干ばつの影響を受けている。
気象庁のZheng Guogan氏は、地球温暖化で、中国の年間穀物生産量は10パーセント減少すると予測しており、これは穀物供給の約5,000万トン減および更なるインフレ上昇を意味する。中国穀物協会のSong Tingmin副会長は、「国際市場供給も減少しており、国内生産の減少は更なる価格高騰を生むだろう」と語っている。
食糧価格の上昇で、中国の消費者価格指数は、政府の3パーセント予測を大きく上回る5.6パーセントを記録した。
中国はこれまで日用品の輸入増加で価格の上昇を抑えてきたが、この戦略は海外の穀物価格上昇により機能しなくなっており、政府は中央銀行に対し、今年すでに4回目の金利引き上げを命じている。また、政府リーダーは、農業増産キャンペーンを展開。温家宝総理は今年初め、政府のインフレ取組をアピールするため養豚場や市場の視察を行っている。
北京駐在のある外交官は、先週の金人慶財務大臣更迭の真の理由は、セックススキャンダルではなくインフレ問題だろうと語っている。胡錦涛主席は、10月15日の後継者指名党大会で、同氏の政治的理念である「調和のとれた社会」「公正で正しい政治」を訴えるものと思われる。中国の穀物生産減少とインフレ問題について報告する。
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